ロボット技術の進歩は目覚しい。

Date
2006-09-09 (土)
Category
雑記

10年くらい前だったと思いますが、ホンダ技研がP2の歩行及び階段の昇降を行う映像がテレビで流れました。
当時としては門外不出な映像だったし、人間型ロボット技術という物が二足歩行を行えるまで進歩していたというのに興奮を覚えた記憶があります。

いまでは、P2の後継機であるアシモがイベントなどで走り回ったり、アイボの登場によってロボットというのは身近な存在にまでなってきました。

が、そもそもロボットという物は何を目的に作られているかといえば、やや御幣があるかもしれないけど人間の生活を補助する奴隷でしょう。

まぁ…良く言えば(?)メイドロボットですね。

現状の技術力では人を補助する…というのは遠く及ばない状態であります。
と、いうのも手や足がとてもとは程遠い状態だからだと思います。

が、そう思っていた所に今朝の日経新聞に限りなく人間の動きに近い手と、40センチ程度ジャンプが可能な足が開発されたという記事が掲載されていました。
跳びはねる1本足ロボ、トヨタが開発(9月8日付け日経新聞11面)
産総研、様々な”手作業”可能(9月8日付け日経新聞15面)

トヨタはホンダに対抗してロボット開発をはじめたのかもしれませんが、少子高齢化などで国内の自動車市場は確実に縮小傾向にあるので、それで開発途上であり将来巨大市場になる可能性のあるロボットに目をつけたのかもしれませんね。少子高齢化で、高齢者を介助する人は確実に不足しているので、需要はかなり高いはずですから。
で、トヨタが今回開発したのは1本足でその場ジャンプが出来るロボット…といっても、足のみです。イメージ的には妖怪の”からかさ小僧”に物凄く近いですね。
その場でしかジャンプできないのに何がすごいかっていうと、話の説明が下手ですが、ジャンプして着地が出来るということは空中で銃身の制御が出来るという意味で、走っている最中は瞬間的にではありますが、両足が離れています。よって、速く走るという動作をする上でジャンプができるというのは重要な要素になってくるわけです。
あと、ロボットは人間の実生活の場で一緒に生活をすることが最終目標ですから、瞬発力というものも事故回避をする上で重要になってきます。
そういう意味で、今回の開発はロボットの足がより人間に近づいた大きな開発といえるのかもしれません。

で、もう片方の方は手ですが、これまでロボットの手といえば多くのものが2つの指(?)で物を挟むくらいのことしか動作ができなかったんですが、産業技術総合研究所が今回開発した手は4本指ですが、関節も付いていて握るという動作が可能になっています。
また、関節を作ろうとすると小型のモーターを搭載しなければならない関係で非力になりがちなんですが、今回の手は1.7kgの物を指先で動かすことも可能なんだそうです。
それでも、成人男性と同じくらいの大きさに抑えたのは、大きな進歩だと思います。

これらは別々の企業、研究所が開発した物なので、これらの技術がひとつのロボットに搭載されるという可能性は低いと思いますが、着実に一歩ずつ人間へ近づいていっているのかもしれませんね。

関連リンク
本多技研ヒューマノイドロボット開発の歴史

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